おまとめローン専用の消費者金融「中央リテール」 審査・融資申込み

おまとめローン専用の消費者金融「中央リテール」の金利や融資条件、お金の借り方、返し方など基本的な情報をまとめました。

中央リテールは、一般的な消費者金融とは少し違った位置づけの消費者金融だけに、自分に合う商品かをよく考えて申込みを行わないと、ミスマッチの原因です。中央リテールから融資を検討している人は、ひと通り目を通しておきましょう。


中央リテールってどんな貸金業者?

中央リテールは、2003年設立の比較的新しい貸金業者です。フリーローンにあたる商品はなく、無担保おまとめローン・不動産担保ローンだけを扱っています。

「東京都知事(4)第31283号」「日本貸金業協会 会員番号005560号」と法的な基準に則って営業しているまっとうな貸金業者の1つです。

おまとめローンとは

中央リテールに関して見る前に、おまとめローンの意味をおさらいしておきます。おまとめローンとは、A社50万円・B社15万円・C社30万円など複数の貸金業者から借りている借金を一本にまとめることで、完済しやすくする商品のことです。

複数の貸金業者から融資を受けていると、返済日や金額の管理が難しく、金融事故を起こしやすくなってしまいます。

この状況を変えるために活用できる商品がおまとめローンです。中央リテールのようにおまとめローン商品を扱う会社からお金を借りて他社の借金を一気に返済、1本の返済だけを集中的に行うことにより、完済を目指します。

上の例では、おまとめローンからA社+B社+C社の一括返済を行える分だけお金を借りるということです。おまとめローンの金利がA社・B社・C社より低ければ、総返済額を少なくできます。

おまとめローンは総量規制の対象外

消費者金融でお金を借りたことがある人なら「総量規制」というルールを聞いたことがあるはずです。総量規制とは、貸金業法の中で設定されている借金の上限のことをいいます。

このルールに沿って考えると、年収の3分の1を上回る借入はできません。このときの上限は、複数社合算金額で計算されます。総量規制対象の借入はすべて考慮されるため、「会社を変えれば大丈夫」といった理論は通用しません。

「それなら、私は難しい」と思った人もご安心ください。貸金業法に基づくおまとめローンは、総量規制の対象外とされています。

中央リテールのおまとめローンは法的な条件をクリアして運営していることから、基準を超えた融資も可能です。最終的にいくら借りられるかは審査によって決まるので信用力によって対象から外れるケースはありますが、借金を一本化して完済を目指すことができます。

中央リテールの融資 基本情報

不動産担保ローンは個別に相談が必要なので、無担保おまとめローンの詳細だけを見ていきます。申込み対象者や資金使途についても気をつけたいポイントがあるため、合わせて見ておきましょう。

中央リテールおまとめローン 貸付条件

融資額 最大500万円
貸付利率 年10.95%~13.0%
遅延損害金 年20.0%
返済方式 元利均等返済方式
最短融資 翌営業日
返済回数 最高120回
返済期間 最長10年
担保・保証人 不要

 

注目したいのは、貸付利率の部分です。年10.95%~13.0%は他社と比較してかなり低く、良心的な水準になっています。最長120回の返済が許可されることから、余裕を持った返済計画を建てることも可能です。基本的には、担保や保証人もいらないため、自分の責任で申込みを検討できます。

中央リテールおまとめローン 融資対象者

中央リテールのおまとめローンは、他社の借入が5社以上かつ200万円以上の人を対象にした商品です。他社の借入には、キャッシングやショッピングローンも含まれます。

おまとめローンについて1回でも調べたことがある人だと「本当に?」と感じる部分があるのではないでしょうか。一般的なおまとめローンは他社利用が3社を超えている場合は審査が難航する可能性が高く、契約できないケースもあります。

中央リテールは、まったく逆の発想です。他社利用が5社未満だと、融資対象者から外れます。また、2ヶ月以上の延滞や金融事故がある人は、契約不可。多重債務を抱えて返済が苦しいものの何とか踏ん張っている人だけがおまとめローンを使えます。

中央リテールおまとめローン 資金使途

資金使途の注意点は、他社の返済に制限されてしまうことです。「生活が苦しいので、少し余分に貸してほしい」といった要望は通らず、契約時点において確認できる借入の返済だけに使えます。

借入の確認は信用情報で行うことから、虚偽申告はできません。中央リテールにおまとめすれば毎月の返済額が少なくなる可能性が高いため、浮いた分を生活費に回し、借入頼みの家計から抜け出すことを目標とします。

中央リテールは即日融資を受けられる?

中央リテールは「審査まで最短2時間・融資まで最短1日」をうたっています。ただ、本当に即日融資を受けられるかは疑問が残るところ。

おまとめローンが即日融資などスピード対応をねらうべきローンではなく、じっくりと検討して活用する商品にあたるためです。即日融資を希望する方は他社を検討してください。

中央リテール 審査の申込み方法・融資までの流れ

中央リテールの申込みから融資までの流れをステップごとに見ておきます。

1.中央リテールに申込(インターネット・電話)
中央リテールへの申込みは、インターネットもしくは電話から行います。電話の受付時間は平日9:00から18:00に制限されてしまうので、オンライン申込みフォームの活用がおすすめです。

オンライン申込みフォームから連絡した場合でも、中央リテールの対応がなされるのは営業時間に制限されます。土日に申し込んでも、翌営業日の月曜日に内容確認や審査など貸金業者側の対応がはじまるということです。

2.返済計画の相談
申込時に申告した他社の借入状況にしたがって、中央リテールに返済計画の相談を行います。中央リテールの相談窓口の担当者は、国家資格(貸金業務取扱主任者)を保有している専門家です。

無理のない返済の進め方や一本化の注意点など、気になることを聞いてみましょう。ここで話した内容もふまえて審査を行うことになるため、ていねいな対応が必要です。借金を一本化したいという気持ちや今後の心構えなど誠実さを伝えることでも、プラスに働くケースはあります。

3.中央リテールの審査
中央リテールと返済計画の認識合せができたところで、仮審査に入ります。申込み内容やヒアリング結果をふまえて、契約可否を判断するステップです。仮審査が終わったら本審査に入り、最終的な判断がなされます。

4.審査結果の連絡
中央リテールから連絡が来るのは本審査が終わった後です。残念な結果になった人でも連絡はもらえるので、気長に返事を待ちましょう。

契約可能という返事だったら、契約手続きの日程を調整します。契約手続きは原則店舗で行うので、平日・営業時間内の調整が必要です。どうしても都合がつかない人は個別相談が必要です。

5.契約手続き
約束の日時に契約手続きを行います。必要書類を持参して店舗に行き、手続きを行いましょう。書類の不備があると手続きが進まないので、きちんと準備してください。

6.融資実行
契約手続きが終わったらその場で融資金を受け取れます。その日のうちに他社の借入を完済して、手続きは終わりです。

中央リテール 審査時の必要書類

中央リテールの審査時に必ず必要になるものは本人確認書類です。運転免許証や健康保険証、パスポートなど、一般的な身分証明に使えるものを用意しましょう。

比較的高額を借りる人が多いはずなので、収入証明書の提示も求められることがあります。源泉徴収票や給与明細など、手もとにある書類で対応しましょう。

中央リテールは個人事業主の利用ができない貸金業者なので、会社から交付された書類を提出するのが基本とされます。何らかの事情があって用意が難しい場合には、担当者に相談しましょう。

中央リテールは審査時に在籍確認をする?

中央リテールでも、在籍確認を行います。個人情報や取引内容が周囲に気付かれないようにきちんと配慮してくれるため、過度な心配は不要です。

一般的なローンなら勤務先への連絡を省略できるケースもあるのですが、おまとめローンだと同じようにはいきません。在籍確認以降は会社に連絡が入るリスクは低いため、初回だけは乗り切りましょう。

中央リテール 借入方法

中央リテールの借入方法は、契約当日・1回限りの手渡しです。融資を受けたらすぐ他社の完済・解約手続きを行うため、手もとにお金は残りません。

5社以上の完済・解約を行うとなると、ある程度の時間がかかります。契約当日はほかの予定を入れず、その日のうちにすべてを終わらせるつもりで訪問しましょう。

中央リテール 返済方法

中央リテールへの返済は、指定口座に対する振込で行います。他社のように専用ATMがなく、自動引き落としもできないため、自己管理が必要です。毎回の振込にかかる手数料は、債務者が負担します。返済回数が多いほど手数料負担は重くなるので、可能な限りは短期集中返済が有利です。

中央リテールは返済期日を自由に選べる

中央リテールの毎月の返済期日は、好きな日を設定できます。給料日の数日後に設定するのが無理なく返済を続けるためのポイントです。給料日当日でもよいのですが、何らかの理由があって振込が遅れた際に返済が難しくなるリスクがあります。

中央リテールへの返済が遅れると年利20.0%の遅延損害金が発生して、余計なお金を支払わなくてはいけません。「自分のせいではない」と主張したところで、延滞した事実は同じです。毎月家計がギリギリで給料日前は余裕がなくなる人ほど、リスクヘッジをきちんとしましょう。

中央リテール 返済プランの例

中央リテールの公式ホームページには、毎月の返済額から返済回数を計算できるシミュレーションツールが載っていました。貸付利率13.0%で250万円借りた場合のシミュレーションを参考までに見ておきましょう。

毎月の返済額 返済回数
38,000円 116回
40,000円 105回
50,000円 73回
60,000円 56回
70,000円 46回
80,000円 39回

 

最長返済期間は10年・120回なので、毎月38,000円くらいは頑張らないとおまとめローンは使えません。「3年以内に返済したい」など具体的な目標がある人は、期間から回数を逆算しましょう。

3年・36回で完済を目指す場合は、毎月84,235円くらいです。5年にすると毎月56,883円くらいにおさまります。

中央リテールでお金を借りるメリットは?

数ある消費者金融の中から中央リテールでお金を借りるメリットを見ていきます。自分に合う会社か判断するにあたっての参考に活用ください。

おまとめローンの中でも低金利

中央リテールの貸付利率・年10.95%~13.0%は、消費者金融のおまとめローンの中でも条件がよく、魅力的な水準です。大手消費者金融のおまとめローン貸付利率を参考までに見てみましょう。

アコム「貸金業法に基づく借換え専用ローン」 年7.7%~18.0%
アイフル「おまとめMAX」 年12.0%~15.0%
プロミス「おまとめローン」 年6.3%~17.8%

 

中央リテールより2%以上高い会社ばかりです。おまとめローンはまとまった金額を借りるからこそ、少しでも低金利で貸してくれる会社を選びたいもの。渋谷の店舗に訪問するのが可能なら、検討する価値はあります。

他社のおまとめローンが厳しい人も相談OK

おまとめローンの審査は厳しめになるのが通常です。他社に申込んでもよい返事をもらえず、あきらめた人もいることでしょう。

中央リテールは間口が広く、柔軟な審査が期待できる消費者金融です。位置づけとしては「債務整理も検討しているが、できればきちんと返したい」と思っている人をサポートできる貸金業者といったところでしょうか。専門知識を持った担当者が相談にのってくれて、完済までの道筋が見えてくるところはメリットです。

中央リテールでお金を借りるデメリットは?

どんな消費者金融にも、苦手分野やデメリットが少なからず出てくるものです。中央リテールに申込みをする前に知っておきたいデメリットや注意点を見ておきましょう。

他社からお金を借りる選択肢がなくなる

おまとめローンの契約をすると、他社からお金を借りる選択肢はなくなります。完済までは借りたお金を返すことだけに注力し、借入頼みの生活をあらためる決意が必要です。

返済期間が5年や7年と長くなれば、この間はずっとキャッシングの利用ができなくなってしまいます。

契約をした瞬間は「今日から生まれ変わる」と思っていても、もともと家計管理が苦手な人が何年間もキャッシングなしで生活するのはかなりの辛さ。状況が許すようなら家族と話す時間をとって、根本的な問題解決に努めましょう。

クレジットカードの解約が必要

クレジットカードの利用も「他社から借りる」行為に含まれることから、契約以降は使えません。ネットショッピングや外食で頻繁にカード決済を行っていた人にとってはストレスになる可能性が高く、よく考えて検討しましょう。

返済中に新規のカードを発行するのも御法度です。お金を借りる行為はすべて中央リテールの担当者に話しを通し、アドバイスのもとで対応していくことになります。s

中央リテールは原則的に来店契約が必要

中央リテールの契約は店舗で行うスタイルなので、利用者の居住エリアが制限されます。公式ホームページのよくある質問ページには、以下の記載が見つかりました。

Q 遠方からの申し込みも出来ますか?
エリア対象外のお客様でもご来店が可能な場合は、お問い合わせ下さい。

引用:https://www.chuo-retail.com/asked_questions.php

「来店可能」の距離をどのように考えるかは個人の価値観によりますが、関西や東北、九州などに住んでいる人が申込むのは非効率です。基本的には、東京都もしくは神奈川県の居住者を対象にした貸金業者と考えましょう。